1歳を過ぎ、個人差はあるものの自分の足で歩けるようになると、自然と外遊びの機会も増えていきます。
今まではベビーカーに乗って通ることはあっても、公園で遊べなかった赤ちゃん。
嬉しそうに1歩2歩…と歩く姿を見ているとパパやママにとっても幸せな気持ちになりますね。1歳~2歳の子どもにとって外遊びはまさに刺激の宝庫です。
外遊びにはどんな効果があるのか?また注意点や遊び方について紹介します。
子どもにとって外遊びは刺激の宝庫
外遊びといえば、公園に行ったり手をつないでお散歩をしたりと楽しい時間です。
1歳児は公園に行っても楽しめないのでは?と思うかもしれませんが、すべり台やぶらんこなどの遊具で遊んだり、砂場などの設備で遊べますよね。
シャボン玉やボールを持って行き一緒に遊んでもいいでしょう。
公園によっては水遊びができる場所もありますし、お話しながら歩くだけでも子どもにはいい刺激になりますよ。
1歳にもなると徐々に体力もついてきますし、部屋のなかで遊ぶだけだと難しいな~と感じるママも多いのではないでしょうか。
お外に行ったほうが機嫌も良いし、よくお昼寝してくれるからと毎日外遊びに連れていくママもいます。
その反面、子どもの日焼けが気になるとできるだけ外遊びをしない派のママも…。
もちろん、育児はこうしたから正解なんてありませんし、子どもにもそれぞれ個性があります。でも外遊びにはたくさんのメリットもあります。
子どもにとっての外遊びのメリットとは?
どんなメリットがあるのか、具体的にご紹介していきます。
五感が刺激される
外遊びに行くと暑さや寒さなどの気温の違いを感じたり、木々の変化やお花が咲いていたりと自然と触れ合う機会が増えます。
大人にとっては見慣れた光景だとしても、子どもにとってはちょっとした変化や新しい発見に溢れていて五感が刺激されます。
外遊びは表現力や感性の成長にもつながると言われ、脳の発達にも影響します。
一緒に外遊びをしながら「お花が咲いているね、いい匂いがするよ」とか「今日は暑いね」「お砂場で遊ぼう」など語りかけてあげるのがポイント!
特に1歳~2歳は吸収力も強いので自然を通して学べることがたくさんありますよ。
体力の向上につながる
1歳になると体力がついてきますが、公園に行って歩いたり走ったりすると身体の全身を使うので、体力の向上にも繋がります。疲れにくくなったり、抵抗力もつくので風邪をひきにくくなるともいわれています。
お家だと思いっきり走らせてあげたくても、周囲への騒音も気になりますし十分に身体を動かすのが難しいお家も多いのではないでしょうか。
外遊びい行くと最初は20分もすれば「抱っこして」なんて言っていたはずなのに、次第に体力もつき1時間・2時間遊べるぐらいの体力がつく子もいます。
人格の形成につながる
季節の変化を通して、子どもの人格形成にもいい影響を与えると言われています。
公園をお散歩していると近所の人が話しかけてくれることもありますし、子どもにとっても知らない人と接するいい機会になります。
また同じぐらいの年代の子どもと自然と仲良くなれる公園では、自然とコミュニケーションを取る機会にもなります。外遊びは、人間として大切なことを遊びながら学べる場所ともいえます。
1歳~2歳が外遊びをするなら午前中がベスト
1歳児と外遊びをするときは、できるだけ午前中に行くのがおすすめです。
保育園に通っているお子さんなども、朝登園してすぐに外遊びがあるのですが、早い時間に思いっきり遊ぶこことで体内サイクルを整えることにも繋がります。
毎日同じ時間に公園に行くことが大切なので、できる限り9時~10時は公園などのサイクルを作っておきましょう。
また午前中は公園が空いている時間でもあり、安心して遊べます。1歳児は歩けるようになったとはいえ、まだ身体の発達が未熟な部分もありますし上手に動かせず転んでしまうこともあります。
近くでママが付き添ってあげないと遊べないので、ゆっくりと公園遊びを楽しむなら午前中をおすすめします。
また、夏の暑い時期でも朝はそこまで気温が高くないので、一緒に遊ぶママにとっても遊びやすい時間帯です。
午前中の公園は同じぐらいの子どもを連れたママも多いので自然とママ友もできますよ。
午後になると気温も高くなりますし、小学校が終わった子どもの遊び場になっているので、1歳児がのびのびと遊べる環境とはいえません。
1歳~2歳の外遊びで注意点は?
公園内は安全だからと目を離してしまうママもいるのですが、まだなにが危険なのかもわかっていませんし、公園の外に出て道路に飛び出してしまうこともあります。常に子どもから目を離さないようにすること、見守ることが必要です。
例えば遊具がある公園でもブランコの近くはケガをしてしまう危険もあります。1歳~2歳だと滑り台が好きな時期ですが階段を踏み外す心配もありますし、頭から滑ってしまい転倒の危険性だってあります。
何度も遊んだことがあるから大丈夫と過信せずに、目を離さずに遊ばせるようにしてください。
また砂場のある公園では、衛生面での心配もあります。
砂場のまわりに柵で囲まれている場所なら安心ですが。犬猫の排泄物がそのままになっている砂場もあります。
子どもは排泄物がわからないので、手で触れてしまう危険性もあります。
公園で遊んだ後はしっかりと手を洗うこと、砂場で遊ばせる公園を選ぶようにしてください。とはいっても、過剰に心配しすぎると遊べなくなってしまうので、0歳のときから遊べそうな公園を探しておくと安心です。
まとめ
1歳~2歳の子どもにとって、公園などの外遊びは刺激がたくさんあります。
遊んでいる姿を見てみると枝を拾ってきたり、きれいなお花を指差して教えてくれたりとちょっとした変化もよく気付きます。
目をキラキラさせて歩いている姿はとてもかわいらしいものですし、ママにとっても気分転換になります。
暑いときはしっかりと水分補給をしながら、公園などの外遊びも楽しんでくださいね。子どもと一緒になって遊んであげると、子どもは喜びます!
見ているだけじゃなく、一緒に楽しむことも大切です。
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