魔の2歳児のイヤイヤ期。どのように接したらいい? 

 

イヤイヤ期、真っ只中のお子さんがいるお母さん。どう接したらいいのか困っていませんか?

街中で子供が癇癪を起したりでイライラしたり、困っているお母さんをよく見かけます。その様子を見ていると当時イヤイヤ期で大変だった日々を思い出します。
正直「うちの子おかしいんじゃないか」と思うこともありました。
今となっては思い出の一つですが、もうあの頃には戻りたくないですね(笑)
ということで、今回は子供のイヤイヤの原因を理解して、その上でどのように接したらいいのか見ていきましょう。

「2歳」はお母さんにとっての大きな壁

生まれたばかりの赤ちゃんは泣く以外に意思表示の術を持ちませんが、2歳になると泣くだけでなく笑顔を見せてくれることも増え、様々な表情で意思表示をするようになります。こうなると育児が多少楽になるように思えるかもしれませんが、子供によってはこの時期こそ最も厄介であると言われています。

というのも、2歳児は魔の「イヤイヤ期」に突入するためです。何をするにも「イヤ」を繰り返すのがこの時期の子供の特徴で、もちろん個人差はありますが、多くのお母さんが2才の壁にぶつかります。

では、なぜイヤイヤ期があるのか。そもそもイヤイヤ期とは子供なりの意思表示の一環です。そういう意味では、お腹が空いたりオムツが濡れて気持ち悪くて泣いていたりするのも「イヤイヤ期」と言えます。そんな中で「イヤイヤ期」といえば2歳という印象があるのは、それが激化し、明確に意思表示をできるようになるのが2才だからでしょう。イヤイヤ期は、個人差はありますが一般的には2歳がピークで、3歳を過ぎると落ち着くことが多いです。
なお、中には目立ったイヤイヤ期がないまま3才になる子供もいます。

2歳児は様々な面で成長が著しい

イヤイヤ期の子供に接するのは、例え我が子であっても大変です。イヤイヤ期の接し方には苦慮するというお母さんも多いでしょう。

2歳児は一人でも歩く・走ることができるようになるため、放っておくと家の中を一人であちこち動き回ります。我が子の成長は喜ばしいですが、小さな子供は何をしでかすか分からないもの。また危険なものと安全なものの区別もつかないので、なかなか目が離せません。

また手先も器用になり、フォークやスプーンを使って自分でご飯を食べることもできるようになります。ただし、イヤイヤ期に入っている子供はスプーンを握らせても放り投げたり、ご飯が入った食器を引っ繰り返したりするため、食事をとらせるのも一苦労です。

言語面での発達も著しく、2歳になると使える単語の数も増え、お母さんの言葉も理解できるようになります。名前を呼べば反応を示し、返事をするため、イヤイヤ期に苦労する一方で、我が子がこの上なく愛おしく感じられる時期でもあります。2語文も話せるようになり意思疎通がしやすくなりますが、それだけに「イヤ」という意思表示も強くなるのが悩みの種です。

イヤイヤ期の「イヤ」、一体何がそんなにイヤなの?

 

イヤイヤ期の子供は、理由もなく嫌がっていると思われがちですが、そんなことはありません。大人には理解できない感覚かもしれませんが、子供なりにイヤがる理由は存在するのです。

何でも自分でやりたがる。やりたいことが上手くできない。

2歳児に芽生える「自分でやりたい」欲求。赤ちゃんのうちは手脚を満足に動かすこともできず、何でもお母さんにやってもらわなければなりませんでしたが、2才になると自分で立ち歩きができるようになり、手も器用に動かせるようになるので、お母さんにお世話をされるばかりではなく、自分で自分のことをやりたがります。そのためお母さんが「○○をしようね」と促してもいやがるのです。

ならば子供に委ねればぐずらないのかと言われると、そうとも限らないのが難しいところです。というのも、赤ちゃんの頃に比べれば器用にはなかったものの、やはり万事において大人と比べて上手くこなせるわけではないのです。普段はお母さんにしてもらっていることを子供がやろうとしても上手くできず、思うようにいかない苛立ちから「イヤ」を繰り返します。やりたいことがあっても思うようにいかず苛立ちを覚えるのは大人も同じですが、子供は感情表現が大人よりストレートで強烈なため、火が付いたように泣き出すこともあります。

伝えたいことが上手く伝わらない。

思うようにいかないという意味では、言葉を覚えたからこそ「言いたいことが上手く伝わらない」という意味での「イヤ」も多いです。

2歳児は少しずつ上手に喋ることができるようになっていくものの、大人のような語彙力や表現力を持たないので、自分の感情を思うように伝えることができず、苛立ってしまうのです。家ではそこまで激しいイヤイヤを見せないのに、幼稚園や保育園ではイヤイヤが激しい場合は、このケースの可能性があります。いつも一緒にいるお母さんや家族になら伝わっても、他の人には伝わらないため大泣きしてしまうケースは決して少なくありません。

お母さんの意識が自分へ向かない。

お母さんに甘えたい場合も、イヤイヤをする子供は多いです。2歳児はまだまだ手の掛かる年頃ですが、この頃になると2人目の赤ちゃんを妊娠していたり、既に産まれて弟・妹がいたりするご家庭も多く、お母さんの意識が自分以外に向いていることが多くなるため、「イヤ」を繰り返してお母さんに甘えようとします。

体調の変化を訴えている可能性もある

いつもと同じ対応をしているはずなのに、子供のイヤイヤがいつまでも続く場合は、体調不良も疑われます。子供は大人ほどはっきり「○○の調子が悪い」と訴えることができないので、親御さんが察してあげなければなりません。特に、いつもは夜泣きしない子が夜中に泣き出す場合は注意が必要です。

まだ保育園に通う予定などがなく、家にいることが多い2才児ならば病気の心配はそれほどありませんが、既に保育園やプレ保育、子育て支援センターなどに通っている、毎日のようにお散歩をしているなどの場合は、外で病気をもらってきてしまう可能性があります。もし何をやってもイヤイヤが収まらない、ぐずり続けているという場合は体調不良や病気を疑いながら対処することをおすすめします。不安がある場合は病院にかかると良いでしょう。

イヤイヤ期にはどうやって対処したら良い?

 

かわいい我が子とはいえ、イヤイヤを繰り返されるとさすがに辟易してしまうという親御さんはとても多いです。イヤイヤ期はいつまで続くのかとげんなりするお母さんも多いですが、【「2歳」はお母さんにとっての大きな壁】でも触れた通り、2歳がピークで3歳頃から落ち着いてくることが多いため、決して終わりがない苦労ではありません。しかし、やはり毎日のようにイヤイヤ期の子供に接するのは実の両親であっても苦労します。イヤイヤ期の子供にはどのように接したら良いのでしょうか。

イヤイヤ期で厄介なのは、自宅だけでなく外出先でもイヤイヤをする点です。我が子が外で大騒ぎをすると、親御さんは内心でひどくあせり、必要以上に厳しく叱ってしまいがちですが、大抵の場合において親御さんのそのような対応は子供のイヤイヤを一層悪化させてしまいます。外出先でのイヤイヤを防ぐためには、事前に「どこで何をするのか」をしっかり言い聞かせておき、良い子にしてくれるととても嬉しいという意思を示しておくのが有効です。

イヤイヤ期の子供は叱っても逆効果であることが多いため、イヤが始まったら叱るのではなく、共感を示してあげると良いでしょう。2才児はまだまだ自分の感情を表現するのが下手なので、代わりにお母さんが「そうだね、イヤだね」「こんなことがイヤなんだね」と優しい言葉で言い、共感をすることで、子供のイヤイヤが収まるケースは多いです。また、子供の気持ちを代弁してあげることで、お母さん自身も「ああ、この子はこう感じていたのか」と理解できるでしょう。子供がイヤイヤを始めるとお母さんはどうしてもあせってしまい、イライラしてしまいがちですが、こうして向き合う時間も大事です。

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