新学年や新学期が始まると、家庭訪問のシーズンとなる学校が多くなります。
先生が我が家に訪問して我が子の話をしてくれたりするのは有り難いのですが、学校を訪れての三者面談よりも気を使うことがたくさんありますよね?
「仕事の調整をどうしよう?」「部屋の片付けをしなくては!」など家庭訪問ではアレコレお悩みが出てくることでしょう。
今回は先生が自宅に来た際に、どのようなおもてなしをしたら良いのかに焦点を当ててお話をしていきます!
家庭訪問の時まずやること!

先生を出迎えるにもいくつかのポイントがあります!
先生によっては玄関先でちょっとお話して帰ってしまう場合もありますが、おおむねリビングなどに通してお話をすることになるでしょう。
玄関の片付け
いくら玄関先で帰る先生だとしても、足の踏み場もない玄関だと間取りや部屋の規模によっては玄関外で立ち話、なんてことになってしまいかねません。
なので出しっ放しで放置している靴は片付けておいたり、しまう場所がなかったとしてもその時間だけ人の家庭訪問の際に立ち入らない部屋やお風呂場などに新聞紙などを敷いて一時避難をさせたり、散らかった靴をせめて並べておくだけでも印象が変わってきます。
また玄関先の消臭もしておくとベストでしょう。
先生を通す部屋の片付け
しっかりピカピカにする必要はありませんが、床に物を投げっぱなし、ペットの毛が散乱しているなどの点は気を付けておきたいところです。
掃除機を掛けるのが難しい場合は床のお掃除シートなどで拭きあげたり、モップやコロコロなどでササっと簡易的にお掃除しておくことをオススメします。
家庭訪問で何を出したら喜ばれるの?
先生はおそらく1日で何件かの生徒さんのお宅へと訪問することになります。
なので飲み物はお茶やコーヒー、紅茶などが好ましいです。
先生によってはコーヒー派、紅茶派で分かれる場合もありますので夏なら冷たいお茶、冬なら温かいお茶がベターと言えるでしょう。
ただし、基本的に先生はお茶やお菓子を食べない傾向にあります。
しかしながら、お客様はお客様なので、先生が飲む飲まないに関わらず形式的に取り敢えずお茶だけでも出すのが一般的です。
また先生に出すお菓子として不向きであるのはまずフルーツ。
フルーツは先生にも好き嫌いがありますし、アレルギーを持っている場合には手を付けないまま帰ることになります。
次にオススメできないのが氷菓子や生菓子。
家庭訪問の時間は大体の目安が決まっていても時間通りに先生が到着するとは限りません。
なので、「あ、もうそろそろ先生が来るはず!」と生菓子を用意したものの、先生が前の訪問で時間が押してしまい、お菓子が傷んだりしてしまうこともあります。
また氷菓子だと溶けてしまうこともありますし、夏場は冷たいお菓子を出すご家庭も多いので冷たいものを摂り過ぎてお腹を壊してしまうこともあるでしょう。
また傷みやすい、お腹を壊しやすいという点では手作りのお菓子も避けたほうが無難です。
先生が喜びやすいお菓子としては、個包装であるものは喜ばれやすいでしょう。
個包装であれば衛生的にも問題ありませんし、何より先生が食べられないもの、苦手なもの、今お腹いっぱいなど何らかの理由でその場で食べられなかったとしても「あとで頂きますね」と持って帰ることも可能です。
そして小さく持ち帰りがしやすく、日持ちがするもので、手軽に食べられるものを選ぶとベストでしょう。
お持ち帰りしやすいお菓子としては、クッキー、マドレーヌなどの傷みにくい焼き菓子、おせんべいやおかきなどの気軽に食べられる個包装のお菓子がオススメ。
先生によってはお菓子を受け取ることも断ったりすることもありますし、事前に学校側からお茶やお菓子などのおもてなしは不要である旨を通知されることもありますので、その際の事も頭の片隅に置いておくと良いです。
家庭訪問のお持ち帰りできるオススメの市販のお菓子ってなに?
では市販のお菓子の中で、先生がお持ち帰りしやすく、あとで食べやすい個包装のお菓子をいくつか紹介していきます。
【ブルボン/チーズおかき】
チーズの風味が豊かで、1つ食べるとつい2つ3つ食べてしまいたくなるお菓子です。
おせんべいにチーズがサンドしてあるので、小腹が減った時にも有り難いお菓子で、人によってはお酒のおつまみにすることもある人気のお菓子となっています。
【栗山米菓/ばかうけ】
さまざまな味があるおせんべいで、味違いの5種類が入ったアソートパックもあります。
全種類出しておけば、好みのものを選んだりもできるのでオススメです。
【無印良品/いちごのジャムパイ】
一口大の大きさで食べやすいミニパイで、無印良品でも人気の商品です。
甘いものが好きな先生や女性の先生に出すと喜ばれそうなお菓子となっています。
【不二家/カントリーマアム】
しっとりとしたクッキーなどで、ボロボロと崩れる心配のないクッキーです。
バニラ味とココア味のアソートパックを購入しておけば、味の選択もできるので良いでしょう。
【亀田製菓/ソフトサラダ】
硬すぎずソフトな食感の口当たりと、サッパリとした塩味で老若男女問わず食べやすいおせんべいです。
万人ウケするタイプのお菓子なので、家庭訪問だけでなくひとつストックしておくと便利かもしれません。
まとめ
家庭訪問の際に先生に出したい、お持ち帰りがしやすいお菓子は
・手が汚れない
・小さく持ち帰りがしやすい
・日持ちがする
・手軽に食べられる
などを基準にして決めましょう。
また、先に紹介したお菓子はスーパーやコンビニなどで手軽に手に入れられるお菓子ですが、条件に当てはまるのであればデパ地下などのお菓子で個包装になっているものでも良いと思います。
ただし、あまり高級なものは先生の負担にもなってしまうので注意が必要です。
それと先生に無理にお菓子を押し付けないようにすることもお忘れなく。
お断りされたら、気持ちだけでも受け取って貰えたとしておきましょう。
これから家庭訪問を迎えるにあたって、少しでも今回のお話が参考になれればと思います!
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